テストで良い点数を取りたい、第一志望の高校、大学に合格したい。

そう思うのであれば賢くなるように生活すればよいだけです。そしてそのために必要な大体のことは皆わかっているはずです。わかっているけど、己の弱さでやらないだけですね。これは私が作成しているテキストの前書きにも漏れなく書いてあります。

目の前に2本の道がありどちらに進むか迷ったなら,より困難に見える道を選べ.長い目で見れば実はそれが貴方にとって最も確かな道だ.それが目的地に続く道なのだ.自分にとって大変で険しそうに見える道を選び,そして努力の末,駆け抜けた.この経験はこれからの力に,そして自信に繋がる. 中高生時代の勉強を通し,このような勉強の姿勢,人生態度が身につけば,それは何よりあなたの財産になる.

桂塾テキスト

例えば、テストが終わった日にテスト前日と同じように勉強するかどうか。

①テスト前日と同じように勉強する
②テストが終わったから休む

この2択でどちらを選択すれば賢くなるかなんて誰でもわかりますよね?勉強に悩みを抱えている生徒さん方はどうすれば賢くなるかわからないと平気な顔して話しますが、実はわかっているはずなんです。やりたくないだけで。

①毎日勉強すべきか
②たまには休んでも良いか

毎日勉強すべきですよね。場所はどこでもいいし、時間もその日によって変わっても構いませんが、休んで良い日なんかないんですよね。

①塾に17時に行くべきか
②別に19時頃でもいいか

そんなの17時に来るべきに決まってます。もちろん、物理的に来れる場合です(笑)
ご飯食べるから17時は無理だ~って言っている時点でおかしいことに気づけないと一生基準低いままです。日が変わる前には寝てほしいので、21時まで塾にいるとします。21時にご飯食べたっていいですよ。とにかく、「賢くなる方法」なんてものはみんな知っているんです。本当は知っていて、ただやりたくないだけなんです。自分がやりたくないものを言い訳するために、

「勉強のやり方が分からない」
「効率の良い方法を知りたい」

などというわけです。勉強のやり方ですか?目の前にある問題集を開いて、鉛筆を持って自分の手と頭を一生懸命動かして問題を解けばいいですよ。それを何度も何度も繰り返せばいいのです。皆さんの言われる「勉強のやり方が分からない」「効率の良い方法を知りたい」というのは,「(楽して、遊ぶ時間を確保しながらでも点数が上がる魔法のような)勉強のやり方」が分からない」のであって、「(たくさん勉強しなくてもすぐに点数が上がる魔法のような)効率の良い方法を知りたい」なんです。

で、最近は高校3年生対象の進研記述模試があったわけですが、模試のあった皆さんは

①模試が終わったその日に模試の復習や質問をしたのか
②模試が終わったからと早速休んだのか

皆さんはどちらでしょうね?①を選択した生徒は昨日来ていて、ちゃんと勉強したでしょうし、②を選択した生徒は早速休んだでしょうし。賢くなっていく生徒は賢くなる行動をし、点数が上がらない、伸び悩む生徒は点数が上がらない行動をしている。偏差値が高い人は偏差値が高くなって当然の生活をし、アホはアホになるように生活をする。だから高校はできるだけ偏差値の高いところに行くべきなんです。その偏差値の集合体なんですから。偏差値の低い高校は、今までその偏差値になるように生活していた人たちの集まりです。周りが勉強するわけないんですよ。上に挙げた2択のすべてで②を選択してきたんです。その割合が偏差値が上がるにつれて①に偏っていくだけの話です。賢くなりたい?わかりきっているのになぜやらないんですかね?

大変なことから逃げて、ごまかして、そういうことを積み重ねていくからそういう点数になるし、癖がつくのです。
賢くなる人は賢くなる行動をし、アホになる人はアホになる行動をしている。ただそれだけの話です。賢くなる方法なんて、みんな大体知っているんです。効率の良さを求めたときや、勉強のやり方が分からないと言い始めたときこそ、自分がこうなっていないか要注意です。

ただ、これができるのはごく一部の子たちだけという事もまた事実です。そのための塾だと思っています。中高生のうちからじりつ(自立・自律)するすべを学ぶことは後々おおいに役立ちます。うちではそれを学んでもらいたいのです。そのすべが身につけば塾なんか行かなくても、大人になっても、自分一人でしっかり目標に向かっていけるでしょう?そういう、ある意味塾屋として大丈夫か?と思われてしまいそうな、少し変な目標を掲げているのがうちなんです。

というわけで、今回はここまで!

投稿者プロフィール

小野桂史
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