学力差というものは、何も勉強でつくものではありません。

もちろん、勉強量や方向性や質でも差はつくのですが、それだけではないということです。

うちの塾生を例にとって見てみましょう(ただし現役生の話とは限りません)。

同じ学校に通っている子であっても話す内容が全く違うわけです。

とある子は、

「テスト前でも部活があるから行かないといけない」

というのに対して、

別の子は、

「部活より勉強の方が大事だから休む」

と言います。

これが何を言いたいか本質わかりますでしょうか?

上は

「やりたくないことの正当化」

であるのに対して、

下は

「やらなければいけないことをやる」

という発想なわけです。

やらなければならないが、やりたくないものをやらなくて良い理由を探すときによく使われるものが、

「部活」「習い事」「クラブチーム」

です。

その積み重ねになるので、当たり前のように差がついていきます。

もう目に見えて差がついていきます。

それが「基準」ってやつなんですよ。

 だから基準を上げないといけない。

別に、時間を決めておけばスマホもいじり倒していいと思いますし、ゲームをやっても良いと思いますし、テレビ見ながらゆっくりしてもいいと思いますし、友達と遊んでもいいと思います。

ただね、優先順位があるでしょ?って話です。まずやるべきことをやる。至極当たり前の話です。

何のために、本当に貴重な若い時間とお金を費やして普通科高校や塾に通っているのか。

何を最優先に考えるべきなのか。

それが分からないわけではないと思います。

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小野桂史
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