学力に限らず、仕事をするにしても、部活で良い成績を収めるにしても、根底になければいけないのが

「自立と自律」

です。何事もやらされているうちは二流三流以下です。大人になるまでにこの二つの「じりつ」ができるようになっておかないと、ほとんどの人たちはうまくいきません。

だから小学生や中学生、高校生のうちから、「自律」も「自立」もできるように練習していかないといけないわけです。

ただ、意味を分かっていないと当然できないので、意味をまとめておきます。

「自立」は「自分で立つ」ことです。

自分のことは自分でやるというのが「自立」の大きな意味です。勉強も部活も仕事も、自分でやらなければどうにもなりません。誰かから与えられているようでは、先はないということです。

わかりやすく言うと、「指示待ち人間」になってしまうということです。自分で考えて、自分で調べ、自分で行動し、自分で判断していかないといけません。それを社会に出てからやっていては遅いんです。

小学生や中学生の時から少しずつ実践して、それなりに失敗の経験を積んでいかないと。

そうやって改良を加えて、大人になった時にできるようになるということです。

もう一つの「自律」は簡単に言うと、「我慢」です。

わかりやすく言うと、目の前にゲームがあって、それでも勉強をしないといけないのは皆さんわかりますよね?

で、その勉強をしないといけないときに、ゲームをやるかどうかです。そこで我慢できるかどうか。

テスト期間中にもかかわらず、ゲームをやってしまうなどありえないことなんですが、実際にゲームをやって結果がさんざんな生徒も存在します。

中学生高校生にもなって何と自律のできない生徒なんでしょうね。やらなければいけないときにがっつり集中に入れるかどうか。ほかの楽しそうなことを我慢して自分を律する事が出来るかどうか。やるべき時にはやらないと。

まとめると、

自分で考えて、自分で調べて、自分で判断して、自分で行動して、我慢すべき時に我慢ができて、 グッと集中できる状態に大人になる前になれる事が出来れば、大体どんなことでもうまくいきます。

だから桂塾では自立と自律ができる生徒が育つように工夫しているわけです。

最初から自立ができるとは思っていませんし、自律はなおのことできるとも思っていません。できない状態から少しずついろいろな失敗を重ねて、色々と指導を受けて、できるようにしていくんです。

そうすれば高校入試ごときは高確率でうまくいきます。受験なので絶対はありません。頑張ってもうまくいかないときもあります。しかし、確実に成長にはつながっている。

最初はできなくてもいいんです。そこからできるようになればいいだけです。その1歩を踏み出す事が出来れば、テストの時には点数が少しずつ上がっていきます。今踏ん張らないとずるずると下がっていきます。

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小野桂史
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