計画ノートを書く際に気をつけて欲しいことがあります。
「目標を数値化して明確に」
「何をできるようにするのかを書け」
「何ができるようになったのかを書け」
「1週間先までの計画を立てろ」
大体この4つです。
なぜこういうことを言うかっていうのは成績を上げるためでしかないので言うわけですが、どんな効果があるかわかってやっていますか?
それも話してはいますが、理解していない生徒はやはりテストの点数の伸びは少ないです。
まず、なぜ計画を立てなければならないか。
これは何度も言っているように、「計画→テスト→分析→演習」のサイクルが最も成績が上がるからです。
もっと詳しく言うと、一度勉強したものでも忘れてしまうじゃないですか。
少し時間がたってから復習しないといけないのは当然なんです。
その復習する計画を立てなさいということなんです。
例えば今日初めてやる問題の次にやる日を決めておきなさいよってことなんです。
今日初めてやるなら5日後に予定を立てておけばいいじゃないですか。
始めて解くときが正答率60%なら、3日後の目標は70%にするとか。
そうやって復習する予定を立てておけば、ノートを見たときにやるべきことが分かるじゃないですか。
それが計画を立てる理由の一つです。
こうやって行くと、1週間後の計画までならいくらでも立てられます。
目標も明確になります。
要するにこれをやらないから目標もあいまいだし、その日に考えているからノートにも時間がかかるし、その場しのぎの目標だから効果はないし、見せるためだけに立てている計画だから無意味なんですよ。
ただめんどくさいだけで、何もプラスになってない。
もったいないんですよ。
時間も労力も。
愚かなんですよ。
見せることが目的になっている生徒って。
こちらが提示することすべてに意味があります。
ちゃんとやれば本当に成績は上がります。
どこかで手を抜くから通用しなくなるだけです。
毎日の勉強に目的意識を持ち、その日のうちに何をできるようにして、実際に何ができるようになったのか、また、何がまだできていないのか、それが分析です。
そうやって判明したできていないものを次勉強するときにはできるようにする。
これを続けたらできないものってなくなりませんか?
昨日の自分よりも今日の自分が強くなれば、もちろん明日の自分はもっと強くなれる。
1日ごとじゃなくても、1時間前の自分よりも今の自分。
そうやって過去の自分よりも強くなることで、必ず今が最強の自分になると思いませんか?
そのためには明確な目標を立てることなんです。
「目標を明確にしろ」
「何をできるようにするのかを書け」
「何ができるようになったのかを書け」
「1週間先までの計画を立てろ」
これを頭に叩き込んでください。
そして実行してください。
まずはそこからです。