これはもう言うまでもないことですが、 テストは終わった後が最も重要です。

もちろんテストを受ける前に一生懸命勉強するのは当たり前で、当然みんなテスト前にはすくなからず勉強はします。

でもテストが終わった後はどうでしょう?

その日のうちにテストのおさらいをしていますか?

テストを受けている時点で、これなんだっけ?というものはあるはずです。

そのなんだっけ?という問題は、早いうちに解消しないといけません。

次の日もテストの場合は別の科目をやるとは思いますが、テストの最終日にはその学校から帰る足で、今までのテストに出てきたわからなかったものを解消すべきです。

本気で受けたテストでわからなかった問題というのは、今の自分ができない問題ですから、その出来ない問題をピックアップして間違えた原因を分析し、内容を理解することで、次の点数が上がることは間違いないわけです。

つまり、テストで間違えた問題というのは、自分が成長するための宝の宝庫なのです。

それなのにテストが終わったとなると、すぐに遊びたがる生徒のなんと多いことか。

そういうところで成績が伸びるかどうかが分かれていくわけです。

テストが終わって、その日くらいまぁいいかと思っているから、詰めが甘い結果が出るし、同じ問題を何度も間違えるし、いつも同じような点数に落ち着くわけです。

何度も言っていますが、点数を上げたいのであれば、何かを変えないと不可能です。

今までの自分の勉強でその点数なんですから、その自分が変わらない限り、点数も変わりません。

その自分が変わる第一歩がテストの後の勉強であればとても良いですね。

勉強はフライングが褒められるマラソンのようなものです。

マラソンで先に走った場合はフライングで失格ですが、勉強は誰も走っていないときにいかに勉強するかにかかっています。

テストが近くなればほとんどの生徒が走っています。そこで自分も走ったところで、みんな走っているわけですから差は縮まりません。

みんなが走っていないときに走るんですよ。

それがテスト終わってすぐの時とか、次のテストまでが遠い時とか、まだみんなが部活で忙しい時なんです。

部活が終わってから本格的に???

ちょっと何言っているかわかりませんね。

全員が受験に向かって必死になっているときに自分も必死になろうと思いますってことですよね?

それで差が埋まるわけないんですよ。

もともと地頭が良い生徒なら差が埋まるかもしれません。 

自分で地頭が良いと言っている生徒をあまり見たことはありませんが、自分で言っちゃうような生徒で本当に地頭が良い生徒は見たことがありません。

みんな大体同じ頭の作りですから、ほかの人がまだ勉強をしていないときこそ、ほかの人との差を埋めることができるチャンスということです。

受験生では部活が終わってからではなく、今すぐにやる。

受験生ではない生徒は受験生になってから頑張るではなく、今すぐに頑張る。

さ、これを読んで行動できる人は何人いるでしょうか?

読んで行動できる人は20%もいないらしいですよ。

だから行動するだけで上位20%に入っていけるんですよね。

いろいろつながってますね。

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小野桂史
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