なにも言われたことを完ぺきにこなせるとはこちらも思ってないんですが、結局は良いと言われているものをしっかり実行できるかどうかで成績は大きく変わります。

例えば数学の勉強の仕方はここで何度も話していますし、教室でも何度も話していますね。

英語についてもですし、化学や物理についてもです。

特に数理科学系に関しては、ただ問題を解くだけではだめだという話をさんざんしてきているので、その勉強方法を実施していれば今頃は得意科目なんでね。

で、それを実際にどれくらいの生徒がやっているかという話です。

ま、見ている感じ、10%いるかどうかでしょうね。

休まずにしっかり来なさいと言っても聞かない子はしょっちゅう休んで積み重ねたものを無にするし、学習計画を立てろと言ってもやらない子は偏った勉強をしていますし、ミスノートを作って間違いを分析しろと言ってもやらない子は同じミスを何度も繰り返しているし、概念や定義の説明ができるかを常に確認しろと言ってもやらない子はいつまで経っても話が分かっていないままです。

だから、伸びないんです。

要は、やったほうが良いというものをちゃんと素直にやるかどうかなんですよ。

確かに、今までそういう勉強をしてこなかった人にとってはめんどくさい事ばかり言います。

なぜならめんどくさく感じることこそが最も学力を上げてくれるからです。

今までにいろんなことを教えてきて、色々なやり方で教えてきて、一番成績が上がる方法って地道な努力と学問に対する真摯な姿勢なんですよね。

地道な、本当に地味な努力が一番成績を上げてくれます。

その地味な努力の細かいやり方、方法論、各学問に対する基本姿勢を今まですべての科目で教えてきています。

それをいかに早く、他の生徒よりも正確に、誰よりも多くこなしたかどうかなんです。

それができれば成績は必ず上がります。

どこかでさぼったり、手を抜いたりするから成績が上がらないんです。

気合い入れてやってみればいいのに。

点数が高いほうが嬉しいでしょうに。

割と簡単に点数は上がるんですけど、その最大の条件は、言われたことはやることですね。

それが基本なので、当然その言われたことの上に自分の勉強が乗っかりますけどね。

それができたら成績が上がらないわけがないんですよ。

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小野桂史
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