桂塾に通っていただくからには何としてでも第一志望大学に合格してもらいたいと思っています。

なんとしてでもです。

出来れば合格したいなどという気持ちでは合格なんてしませんし、出来れば合格させてあげたい程度の気持ちでは同じく合格できません。

なんとしてでも、是が非でも合格してもらいたいと思っています。

そのためには何か間違っていることがあればはっきり伝えます。

それが生徒さん本人なのは当然ですが、保護者様でもはっきり伝えます。

「そんなことしていたら合格はおろか、成績も上がりません」と。

スマホの使い方で悩んでいる保護者は多いと思いますが、そもそも持たせたのは自分自身です。

根本は持たせなければいいだけです。

夜遅くまで動画を見ていて困るとか、勉強しながら友達と連絡とり合っていて困るとか、

それなら取り上げればいいだけです。

そもそも契約者は親ですから。

自分のものだと主張する子供の方がズレてるんです。

と、いうことなどもはっきり伝えます。

それも第一志望の合格率を1%でも上げるためです。

もし間違っている事に気付いて、言いにくいから言わないでおこうとか、塾をやめられたら困るから言わないとかであるならば、例え塾をやめることになったとしてもはっきりと伝えて嫌われた方が何倍もマシです。

正直に言って、何かに気付いても何も言わないで「楽しく」勉強してもらっているほうが楽です。

皆さんは知っているようで塾の内部のことはほとんど分かっていないのが事実です。

でもそれは当たり前なんです。

例えば、「数学は解き方を覚えるものだ」というのは間違っていると言ったりします。

事実間違っているんですが、多くの人は数学とはそういうものだと思い込んでいます。

それをそのまま鵜呑みにして塾で便利な公式を沢山覚えさせていますと言えば、保護者としてはちゃんとやってくれていると喜ぶ方は多いでしょう。

しかしそれは違うと言われると、「本当か?」と疑心暗鬼になるかもしれません。

だから言われたとおりにやる方が何倍も楽なんです。

でもそれは致しません。

何のために塾に通っているかもわからなくなります。

それこそ、もし保護者の言っていることをそのままやるのであれば、家でできるんです。

塾なんぞ不要です。

勉強のやり方などには多くの場合間違いがあります。

特に、昔やっていたことをそのままやらせるなどは大失敗の入り口です。

毎日生徒の勉強している姿を見て、

毎日生徒の解いた問題を見て、

そこから何をすべきかを考えて、

エビデンスのある方法を調べて、

 昨日までやっていたことでも急に変更したりするわけです。

もちろんもっと合格率を上げるためにです。

そうやって常に必要なものを考えて変更し続けるので、保護者から何か要望があったとしてもズレていると思ったら絶対にやりません。

第一志望に合格してもらうために、一切の妥協をしたくないからです。

もしそれで退塾になったとしても、それが嫌だからと迎合することもあり得ません。

信念を曲げるくらいならさっさとこの仕事を辞める所存です。

この仕事をすると決めてからずっとこの覚悟でやっています。

そうじゃなければ大手予備校で働いてます。

楽ですから。

会社の言うことだけ聞いてやれと言われたことやってればいいんですし。

それで生活も保障されるんです。

ただ、信念を貫くことは出来ない。

成績が上がりそうにない事でも売り上げのためにはやらないといけない。

だから自分で塾を開いているということです。

何が何でも行きたいところに合格してもらいたいと思っています。

それは今後どんな生徒が来ても変わりません。

途中でやめる生徒もいることでしょうし、やっていることの重要性が理解できなくて辞めていく生徒もいることでしょう。

変更することに対応できなくて辞めていく生徒もいることでしょう。

ただ、全ては考え抜いた末に決断してやっていることです。

 全ては全生徒の第一志望合格のためにです。

だから伝えにくい事でもはっきりと伝えます。

後悔はしたくもないし、させたくもない。

そういう塾です。桂塾は。

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小野桂史
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